看護師が7年間のタバコをやめた方法|ニコチンパッチで成功するまで【後編】
みなさんこんにちは。前編では、私が7年間タバコをやめられなかった話をお伝えしました。今回はいよいよ、どうやって禁煙に成功したか、そしてやめてから何が変わったかをお話しします!
前編をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ。→https://popiko-pokapoka.com/看護師が7年間タバコをやめられなかった話|失敗/
目次
ニコチンパッチで成功した方法
電子タバコ・禁煙パイプも失敗に終わり、「急にニコチンを抜くのはしんどすぎる」と感じた私が向かったのは近所のドラッグストア。薬剤師さんに相談して、**ニコチンパッチ(高用量)**を購入しました。使い方はこんな感じです。
- 1〜6週目:高用量パッチ(ニコチネルパッチ20)を毎日貼る
- 7〜8週目:低用量パッチ(ニコチネルパッチ10)に切り替え
- その後:パッチ終了、必要に応じてニコチンなしの電子タバコで口の寂しさをカバー
気になる費用ですが、市販だと1箱(14枚入り)が4,000〜5,500円程度。8週間のプログラム全体でトータル1万5千〜2万円前後が目安です。ドラッグストアのほかAmazonや楽天でも購入できます。タバコ代が月5,000円〜1万円かかっていたことを考えると、2ヶ月分のタバコ代で禁煙できると思えばコスパは悪くないかなと思います。
パッチを貼っている間は喫煙禁止と言われていたので、吸いたくなったらニコチンなしの電子タバコで対応。「貼っている安心感」と「禁止されているから守らなきゃ」という意識が、不思議と我慢を助けてくれました。
パッチが終わったあとも、タバコへの強い欲求はなく、あれだけ何をやってもやめられなかったのが嘘みたいでした。
禁煙で一番大事なのは「ニコチンを抜くこと」
禁煙がしんどい理由のほとんどは、ニコチンへの依存です。タバコをやめたいという気持ちがあっても、体がニコチンを求めてしまうのは意志の強さとは別の話。体の反応なので、自分を責めなくて大丈夫です。
よく言われているのが、タバコをやめてから3日間でニコチンは体から抜けるということ。その3日間が一番しんどいピークで、乗り越えると楽になっていきます。私がニコチンパッチを使ったのも、この「最初の3日間」を少しでも楽にするためでした。
また、意志だけでどうにもならないと感じたら、禁煙外来を頼るのも全然ありだと思います。処方薬を使うことで、離脱症状をぐっと抑えられます。何度も失敗してきた方にこそおすすめしたいです。
禁煙外来は、条件を満たせば健康保険が適用されます。プログラムは12週間・計5回の通院で、3割負担だと総額1万3千〜2万円程度が目安。保険適用の主な条件はこちらです。
- ニコチン依存度テスト(TDS)が5点以上
- 35歳以上の場合、1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上(35歳未満はこの条件なし)
- すぐに禁煙を始めたいと思っている
- 過去1年以内に保険で禁煙治療を受けていない
費用や条件は医療機関によって異なる場合もあるので、まずはかかりつけの病院やクリニックに相談してみてください。
やめてから変わったこと
体の変化 昼間の強い眠気がなくなりました。仕事中のパフォーマンスが明らかに上がった実感があります。
お金 月5,000円〜多い時で1万円かかっていたタバコ代が丸ごと浮きました。その分を化粧品や脱毛エステに回せるようになったのが、個人的にはかなり嬉しかったです(笑)。
正直に言うと…完全にやめられたわけじゃなかった
ここだけの話、禁煙後も年に数回会う喫煙者の友人から、誘惑に負けてもらって吸ってしまうことがありました。
でも翌日、頭痛や気分の悪さが出るんです。ニコチンって完全に抜けたようで抜けきっていない、それが本当に恐ろしいと感じました。
その友人も最終的に禁煙してくれて、今は完全に吸わない生活が続いています。周りの環境って、禁煙の成否に本当に大きく影響すると実感しました。
禁煙できても吸いたくなることはある。そんなときの対処法
禁煙に成功したとしても、ふとした瞬間に吸いたくなることはあると思います。そんなときに私がおすすめしたいのが2つ。
ひとつはニコチンなしの紙タバコ(ハーブタバコ)を吸うこと。ニコチンが入っていないので依存性はなく、吸った気持ちになれるので口や手の寂しさを紛らわすのにちょうどいいです。
もうひとつは深呼吸。吸いたいという気持ちは長くても数分でおさまることが多いので、深呼吸でやり過ごすのが意外と効果的です。タバコを吸う動作って、実は深く息を吸って吐く行為でもあるので、深呼吸で代替できるんですよね。
「どうしても吸いたい」という衝動が来たとき、すぐタバコに手を伸ばすのではなくまずこの2つを試してみてください。
看護師として伝えたいこと
看護師として働いていると、タバコが原因でCOPD(慢性閉塞性肺疾患)になり、気管切開や人工呼吸器、在宅酸素が必要になった患者さんを多く見てきました。苦しんでいる姿を目の当たりにしてきたことも、禁煙の大きな動機になっています。
データとしては、35歳までに禁煙すると肺がんリスクを非喫煙者に近いレベルまで下げられると言われています。もちろん、それ以降でも遅くはありません。禁煙することで血管の老化や動脈硬化の進行を抑えることができます。
まとめ
私の禁煙成功のポイントをまとめると、こんな感じです。
- 意志だけに頼らず、ニコチンパッチで段階的にニコチンを抜いた
- 吸いたくなったらニコチンなしの電子タバコで口の寂しさをカバー
- 周りの喫煙者が減ったことも大きかった
きっかけは人それぞれ。病気になってからやめた人も私の周りには多いですが、できれば元気なうちにやめられるのがベストです。
この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。

