看護師1年目でうつ病になった話|休職・復帰・完治までのリアルな体験談
みなさんこんにちは。ポピコ(ダックスフンド)と暮らしている看護師です。
今回は、新人の頃にうつ病になった私の体験談をお話しします。同じように悩んでいる方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
目次
看護師1年目、うまくできない自分への怒りと申し訳なさ
看護師として1年目が終わる頃、私はどんどん追い詰められていました。
自分の要領の悪さ、仕事の飲み込みの遅さ、仕事のペースについていけないこと。うまくできない自分にいつも腹が立ち、周りへの申し訳なさ、同期と自分を比べて「なんで私はこんなにできないんだろう」という気持ち。命を預かる仕事のプレッシャーが毎日続いていました。
次第にイライラやストレスをうまく発散できなくなり、まず薬局でイライラ止めの薬を購入しましたが、改善せず。思い切って精神科を受診することにしました。
精神科で言われた「休んだ方がいい」という言葉
電話したらすぐに予約が取れ、先生に「イライラを抑える薬が欲しい」とお話ししました。
するとお医者さんから思いがけない言葉が。
「あなたは一杯一杯に見えます。私からはうつ病になっているように見えるので、休んだ方がいい。」
自分がうつ病だとは信じられませんでした。「休みは人が足りなくて取れるはずがない」と思い、「無理です」と言ってその日の診察を終えました。
でも病棟の師長に報告すると、先生の言う通り休むよう言われました。仕事もろくにできず、心のコントロールもできない自分が本当に情けなかったです。
休職中に気づいた「本当に病気なんだ」ということ
休んでいる間、息苦しくなることがありました。安定剤を飲むと落ち着いたので、「本当に病気になっているんだ」と実感しました。
2ヶ月の休息と内服薬で元気を取り戻し、復帰することができました。
ただ復帰後もメンタルの不調が出ることがあり、病棟の移動を言われました。当時はすごく嫌でしたが、今ではその決断をしてくれた上司にとても感謝しています。
環境を変えたことで自分に合った働きやすい職場で働けるようになり、体とメンタルのコントロールもできるようになっていきました。うつ病の薬も徐々に減っていき、完全に完治することができました。それ以降、うつ病を再発したことはありません。
うつ病になって学んだこと
新人の頃にうつ病を経験したことで、うつ病になる手前の状態がわかるようになりました。今はその段階で仕事や体の調整をするなど工夫できるようになっています。
余談ですが、2ヶ月休職したため冬のボーナスが半分になってしまったのも、「もう絶対うつ病にならないようにしよう」と思うきっかけになりました(笑)。
うつ病は誰にでもなりうる病気だと思います。忙しい毎日、時間に追われる生活、頑張りすぎや自分を責めすぎ、慣れない環境…そういった状況が続くと、心と体の余裕はどんどんなくなっていきます。
精神科の先生にはよく「自分を労わってください」と言われました。そう意識することで、心にある重たいものが少し軽くなった気がしました。
うつ病で悩んでいる方へ
私がうつ病から学んだことをまとめると、この3つです。
- 無理をしないこと
- 自分を責めすぎないこと
- 環境に適応できず病むようなら、早めに環境を変えること
もちろん生きていれば、手を抜けない場面や頑張らなければいけない瞬間もあります。でもそういうときも一人で抱え込まず、思い切って人に相談したり、休むことを悪いと思わず休んだり、精神科を受診したりすることをおすすめします。
相談することは弱さではありません。私はあの時精神科に受診し、休むことを選択して本当に良かったと思っています。同じように悩んでいる方の背中を少しでも押せたら嬉しいです😊

