パンドラの箱を開けてしまった日
ある日、見たことのない赤い封筒が届きました。
宛名を見ると、裁判所からのものでした。
胸がざわざわしました。
未払いのお金を立て替えたり、財布からお金を抜かれたり。何かおかしいとは感じていました。
「何か隠しているんじゃないか」
そう思った私は、思い切って彼の部屋に入って調べることにしました。
パンドラの箱を開けてしまった
部屋の中には、未払いの請求書、消費者金融からの請求書がたくさんありました。
彼から聞かされていた借金額とは、かけ離れた金額でした。
支払いができていないのは転職による年金や保険の未払いだけだと聞いていました。付き合う前の借金も返済済みだと聞いていました。
でも違いました。
結婚前の借金もまだ残っていました。
車についても嘘をついていました。自分の車を売って新しい車を買ったのでローンはないと言っていたのに、実際はローンを組んで購入していたんです。
家を購入する時、銀行からローンがあれば書き出すよう言われていました。その時も彼は「ローンは一切ない」と言い切っていました。
事実とは異なることを、ずっと告げられていたんです。
彼のことが、何も信じられなくなりました。
二つの顔
私に見せる顔と、もう一つの顔。
嘘を嘘で塗り固めていくうちに、彼自身も自分がわからなくなっているようでした。
そして同時に、殺気じみたものを感じてしまいました。
怖くなった私は、ポピコを連れて実家に一時避難することにしました。
家族や友人に相談した
ずっと会わないわけにはいかない。でもこれからどうすればいいかもわからない。
私は家族・友人・信頼している職場の先輩に相談しました。
返ってきた言葉はそれぞれでした。
「債務整理をしたらいいんじゃないか」
「手癖も悪いし、別れた方がいいんじゃないか」
「辛いと思うけど自分のことを追い詰めないようにしてね」
「手癖の悪さや借金、嘘はあなたの愛情でどうにかなるものじゃない。別れた方がいいと思う」
心がボロボロになっていた私に、みんな自分の経験をもとに真剣にアドバイスをくれました。
話を聞いていると、私以上につらい経験をしている人もいることを知りました。
それでも私のために真剣に向き合ってくれた言葉は、あの時の私にどれほどの救いになったか。感謝しても仕切れないです。
普段何気なく付き合っているけれど、本当に私は周りの人に恵まれているんだなと、その時強く感じました。
次の記事
たくさんの人の言葉を聞いて、私はある決断をすることになります。
その話は次の記事で書きます。
また読みに来てください🌸

